15インチゲージFAQ

お客様からいただいた主な質問にお答えします。ご質問はご記名の上eメール、FAXのみでお願いします。お電話での回答は致しません。当社製品以外のご質問はご遠慮ください。御連絡には必ずお名前、ご住所、お電話番号をご記入下さい。匿名での御連絡には対応しておりません。
技術的なご質問は    までどうぞ。 それ以外のお問い合わせは  までどうぞ

Q Lシステムとは何ですか
A 15インチゲージは大きくてとても個人で扱えるサイズではないと言うのが今までの常識でしたが、5インチゲージと
  大差ない重量で扱いやすく工夫したのがLシステムです。能力も5インチ製品と同じですが、急カーブでパワーロス
  にならないように構造を工夫してあります。5インチゲージ製品のストレッチで一見華奢に見えますが、完成品は構
  造計算と強度試験を行っており、仕様の条件下ではホビーはもちろん業務用途にも安心してご使用いただけます。
  遠隔地での宅配便メンテナンス対応も5インチゲージ同様に可能で、出張経費無しでローコストで運営可能です。
  Lシリーズではない製品はもちろんホビーとしても使えますが、有名な英国ロムニー鉄道のような施設向けです。
  線路関係は両方のシステム共通で区別はありません。Lシステムは急カーブを通過できます。

Q どうやって注文するのですか

A 通信販売法により未成年のお客様はご注文に際し親権者の同意が必要になります。未成年が成年と偽ったり、
  親権者の同意を得たと偽って注文された場合は、民法により成人者と同様の扱いになりますので ご注意下さい。

  ご注文は電話、FAX、Eメールで承ります。御連絡には必ずお名前、ご住所、お電話番号をご記入下さい。
  お手紙でのご注文には対応していません。FAX、Eメールをご利用になれない方は必ずお電話でご注文下さい。
  まず見積もり依頼をお出し下さい。御見積は何回でも訂正可能です。御見積、お支払い条件に同意いただき、正
  式ご注文のご連絡を受けますと、御注文確定のご案内を致します。
  確定案内を受け取っていない場合はご注文になっていませんのでご注意下さい。また、お見積から3カ月を過ぎた
  場合は、再度お見積が必要になります。
  納期は実働日数でお知らせいたします。実働というのは当社の休業日を除いた日数です。休業日は土曜日とその
  他はカレンダー通りです。
  仕様と価格については十分に打ち合わせを行いますのでご安心ください。個人のお客様の場合は高額商品は受
  注時に手付け金を申し受けます。残金は納品時までに全額お支払いいただきます。納品後の分割払い、クレジッ
  トカードは扱っておりません。
  法人のお客様の場合はお支払条件は打ち合わせになります。公立学校の場合は口座情報払いが可能ですので
  依頼書をご送付下さい。主な自治体にはコードがございます。どの商品も通信販売による発送が可能です。海外
  発送も扱っております。
  金融機関へのお振り込み記録が領収書になります。領収書の2重発行は致しません。
Q ショールームはありますか
A ございません。工場ですので店頭販売はしておりません。事情によりご来社はお断りしております。仕様の打ち合
  わせ、商品のお引き渡しの場合のみ事前にご連絡くだされば対応いたします。この場合も工場内はご覧いただけ
  ませんのでご了承ください。連絡無しでご来訪いただきましてもお帰りいただくことになりますのでご了承下さい。
Q 価格表に掲載されている以外の製品も作れますか
A 基本的にオーダーメードです。ご予算に合わせて対応しますのでまずお問い合わせください。
Q アフターサービスは

A 完成車両に限り走行機能に関してのみ1年間の保証付きです。それ以外の製品や部品は有償修理ですが当社
  が存続する限り修理不能ということはありません。責任を持って対応いたします。
Q ホビーユースの入門用としてお勧めの製品はありますか
A 最低必要な車両部品と線路がセットになったシステム15Lセットをお勧めします。
  一番最初は組立てが簡単で確実に走る事が大切です。作るのが大変だったり、完成しなかったり、走らなかった
  りすると後が続きません。脱線の原因が自作の線路だったりすると意気消沈してしまいます。当社の入門セットは
  快走保証。基本部品が第2作に転用できるのも大きなメリット。最初の投資は無駄になりません。
Q 密閉タイプの車両は危ないでしょうか
A このサイズでは問題ありませんが、車体全幅は70cm以下、重心は60cm以下をお勧めします。
Q 架線集電は出来ますか
A 現在システムを開発中です。耐久性の問題がクリア出来次第販売開始しますので今しばらくお待ちください。
Q 個人向けのレイアウトの施工はお願いできますか
A バラスト工法でご自分での施工をお勧めいたします。専門技術は必要有りませんのでチャレンジされることをお勧
  めいたします。自分で敷けば保線も容易です。またLシステムは軸重が軽いため、平らな場所であれば別段何もし
  なくても置くだけでご使用いただけます。枕木高さがありますので芝生や砂地でも敷設可能です。
  バラストは絶対必要な物ではありませんが、地面の凸凹を整地する手間を省くことができます。
  どうしてもとおっしゃる場合は、施工をお請けいたしますが、保線もと言うことになりますとそれなりにお金がかかり
  ます。施工のコツなどは遠慮なくご質問ください。
Q 軌きょうのキットは簡単に作れるのでしょうか
A 工具としてはスパイキを回すスパナが1本有れば組み立てられますが、結構力がいるので本数が多いと嫌になり
  ます。電動ドライバーかインパクトレンチという工具をお勧めします。敷設場所で組み立てないと組み上がってから
  移動するのは大変です。工作自体は全く簡単ですのでご安心下さい。
Q システム15Lセットはどのくらいの工作力があれば完成できますか
A 木工工作で鋸で切る、ドリルで穴をあける、ねじ回しでねじを締めることが出来れば大丈夫です。精度が必要な難
  しい加工は不要です。電気の知識も必要ありません。車体の工作はセンスと工作力に左右されますが、必ず走る
  物はできあがります。説明書を見て解らないことがあったら遠慮なくご質問下さい。
  質問は何回でも無料です。どうしても手に負えなくなったら有償ですが組み立てサービスも致します。
Q システム15Lセットは購入数の制限はありますか
A ございません。何セットでもお求めいただけます。ただしホビー以外の目的でのご購入は目的と異なりますのでご
  遠慮下さい。

Q 曲線でキーキー音が出るのですが
A 線路や車輪が削れてくると発生する音です。この音は摩耗して削れている音ですので好ましくありません。
  曲線部の左右両方のレールの内側側面(車輪のフランジが当たる所)にグリスを塗ってください。曲線入り口に
  塗っておけば、車輪の回転で塗れていきます。レールの上部に付くとスリップしますので加減して塗ってください。
  グリスがお嫌いな場合は黒鉛粉や短時間なら水でも効果があります。
Q 急カーブでの抵抗は大きいですか

A 同じ曲線半径なら軌間が広いほど抵抗が大きくなりますが、Lシステムはすべて動力車を含めて独立回転車輪を
  採用していますので、急カーブでもスムーズに曲がることができます。最小半径は1mでテストしておりますが問題
  ございません。ただし全長の長い車両は2軸ではなく、ボギー構造をお勧めします。
Q 最も安価な車両の作り方は
A ホイルユニットT100を3個使った3輪の客車が最も安価です。片側に2輪、反対側の中央に1輪の3輪車です。
  軸距離は長くできませんが3点支持でバネ無しでも良好な車両が作れます。フレームは木材で作るのが簡単で
  す。最急曲線と直線で脱線しないか実際に作りながら寸法を決めて下さい。うまくいかないときは4輪にして下さ
  い。動力車は同じく3輪で1輪だけホイルユニットM100を使用します。動力はモーターユニット1か2を使って下さ
  い。動輪はどの位置でもかまいません。配線はハーネス12、コントローラーはFETコントローラーDC12V30A
  パックインをご使用下さい。
Q 車軸が通っていなくても大丈夫ですか
A 独立回転車輪では問題有りません。要は両輪の間隔が固定されていれば良いわけで、フレームに固定すれば
  フレームが車軸の替わりになります。車軸が長くなると太くする必要が有り、同じ荷重ですと車軸や軸受けのコスト
  や重量もかさみます。実物も最新のLRT等では通し軸はありません。ただし高速走行に使用する独立回転でない
  車輪の場合は車軸は間隔を保つ以外に別の作用が有ります。
Q 永久枕木の材質は何ですか

A 高密度変成PE(ポリエチレン)です。屋外設置で紫外線や風雨による劣化はありません。実物にも使用されてい
  ます。
Q 車体やフレームが木材で大丈夫でしようか
A 木材で接着剤併用で組み立てた物は、下手に軽量化した金属製より強度が高く耐久性にも優れます。
  木材は軽くて加工しやすく、適度な弾力が有るのでバネが無くても脱線しにくいという特徴があります。
  左右の車輪を電気的に絶縁しなければならない用途にも有効です。
  実物鉄道に採用された巡回車は木製です。ただしこれは万が一線路上に置き忘れた場合に容易に破壊されると
  いう安全性が考慮されています。
Q スパイキがバカになって締め付けられません
A 締め込むときに上から十分力をかけてねじ込んで下さい。ネジが太いので回転だけ与えて締め込むと枕木が負け
  てしまいます。特に平スパナなど回転しか与えられない物は、工夫して上から押さえて下さい。インパクトレンチの
  場合も同じです。スプリングワッシャがつぶれて、クランプがしなってレールフランジの傾斜に密着したところでや
  めて下さい。バカになってしまったら他の面に直径4mmの下穴を開けてやり直して下さい。
Q 1個ずつ組み立てる場合のレールの端の合わせ方を教えて下さい
A 説明書に手順がある場合はそれにしたがって下さい。個別に組んで繋ぐよりも楽です。個別に組み立てる場合は
  直線は差し金(曲がり尺)を当てて合わせます。カーブも差し金を使うのですが、外側レールの内側の端に差し金
  の短辺の外側を当てて(当然真ん中は隙間が空きます)、長辺の内側が内側レールの端に当たったときの目盛り
  を読みます(3点法)。両端で目盛りの読みが同じになるように木ハンマなどで叩いて調節します。差し金は長辺が
  50cmの物を使用して下さい。万が一差し金が曲がっていてもこの方法ならば正確に組み立てられます。ただし、
  レールの端にバリや傷などが無いことを確認して下さい。

 
Q メッキ無しのレールは扱っていませんか

A 発送に混載便を利用するために、錆びたレールは他の荷物を汚さないために木箱での完全梱包が必要になりま
  す。従いまして通常はメッキ無しというご注文はお請けしませんが、チャーターあるいは木箱梱包費をご負担くださ
  ればご希望に添うことも可能です。
Q 5インチゲージと比べた安全性はかなり違いますか

A 業務用としてのご回答です。軌間が広ければ安全かというご質問として回答いたします。 たとえば利用客当たり
  の事故の発生回数で言えば注意事項を守って扱っていただければ安全性に差はありません。事故の発生原因は
  軌間に関係なく、注意事項を守らない利用者の故意、不注意と、係員の教育不足、施設所有者の整備、保守に
  対する認識の甘さがほとんどです。
Q 大型の遊具は扱っていますか

A 当社の免許範囲で製作できるのは乗員乗客を含む搬器の総重量が5t未満の機材になります。ご了承ください。
Q 業務用製品はフルオーダーできるのでしょうか
A 客席部分以外の車体のデザインは、最大寸法、重量の範囲で変更可能です。客席部分の構造計算を伴う寸法の
  変更は、新規型式取得に手間がかかります。費用と時間をご負担下されば可能ですが、なるべく既存品を御利用
  頂くようお願い致します。